二人の相棒をなくした2012年から丸二年が経った。

「まだ二年かぁ。」・・・そんな感じだ。
人間、良いことなんてすぐに忘れてしまうが嫌なことはホントなかなか忘れないものだとつくづく思う。
僕の人生には多々無茶な行動があって、あの一年も出来ることなら絵の具で塗り替えてしまいたいと思う一年のひとつだろう。
序々に周りも変わってきた。
916も少なくなってきたようで淋しいな。
カーライフなんてのも難しいもんだ。
未だ拙ブログをご覧くださっている皆さん、本当に有難うございます。
どうかよい新年をお迎えくださいますように。
シブネロ
2014.12.29 ▲
とんでもなく辛い一年だった2012年を経て、いま2013年があっという間に過ぎ去ろうとしている。

僕にとっては「やっと一年経ったか。」・・・そんな気持ちだ。
時はいろいろなものを解決してくれるようだが、消えない傷もあるものだ。二人の愛すべき友を亡くしてしまったあの日の残像もしっかりと残っている。
そして僕のカーライフ(洗車が趣味というだけだが)も一変し、カーライフの「カ」の字も無くなってしまった。
今年の年頭、何故か(将来のため??)「試乗を趣味にしよう!」と心に決めていたのだが、結局そんなことは一度もしなかった。きっと歳のせいでもあるのだろうな。
来年は、もう少し以前のように活発に動けるようになればいいな。
旧い友人たちと食事にも行こう。
かなり部品も欠品してきていると聞くが、916よ、どうか永遠に。
その気持ちは今も変わらない。
それでは皆さん、どうか良い新年をお迎えください。
シブネロ
2013.12.28 ▲
2012年が終わる。
この一年に僕は疲れてしまった。
綴り続けてきたこのブログ、やはり宣告通り終えることにした。
こんな拙ブログでも多くの方々が日々訪問してくださっており、これまで読んで来てくださっていた方々には感謝と申し訳ない気持ちで一杯なのだが。
『Pininfarinaに乗るということ』―
この名を題した時からそう思ってはいたが、途中で終わりを迎えてしまうことになったいま思えば、本当に大そうな題名だったと思う。
『Pininfarinaに乗るということ』―
そのことがどうしたのか、何なのか。
しかも、たかがAlfa Romeo の164と916を所有したというだけで“Pininfarina”を括ってしまって良いのか!そんな恐れ多い…。
現時点でその答えは出ていない。
だからブログは終えるに際し、題名も変えておこうと思っていた。
だが僕そのものが終わるわけではない。
だからこれからも、(ひっそりとではあるが)その答えを見つけるために努力はし続けて行きたいと思う。もっともっと“Pininfarina”のクルマを所有し、もっともっと深く愛せるようになるまで。

さようなら。
そして916よ、どうか永遠に。
でもいつか、Pininfarinaに乗る僕を街で見つけたら、笑って声を掛けてよね。
シブネロ
2012.12.29 ▲
只今、元『chiaro』が販売中である。


ついこの前まで手元にあったものがこうして公に売られているのを見ると、やはり少しは悲しい思いもするものだが、あのコンディションを考えると結構リーズナブルなお値段だと思う。(元オーナーの自負かもしれないがw)
そこの貴殿、おひとついかが!?
2012.12.06 ▲
ラストラン。

『chiaro』のボディは夜がひと際美しい。
このキレイなボディラインともついにお別れかと、切ない想いで走る時がついにやってきた。まずはクルマ、オーナー共々お腹を満たし、『zoe』が向かったのと同じ方角=東を目指して真夜中に出発だ。
新東名をひた走り。

途中幾度かの小休止を挟み、

夜明けと同時に東京へ。

前回よりも少し時刻が早かったためか渋滞はマシで、長時間運転した身体に優しかった。
都内に入る前に最後の休憩をして。

目的地へ。

一晩で564.3km走破し到着した『chiaro』、最終の距離計は71,869kmだった。今までご苦労様。本当に有難う!

帰途は次のクルマを引き取ってとんぼ返り。
自分はこれほどだとは思っていなかったのだが、実は155の時の方が手放す悲しさは大きかったようだ。

有難いことに車窓から時折姿を現してくれる富士山がやけに大きく美しく、疲れた身体とここから先の自分を励ましてくれているようでとても力強かった。
次のクルマは“黒”だ。
辛うじてAlfa Romeoはキープしたが、初めて左ハンドルへの拘りも捨てた。(『zoe』は家内用だったので良しとしていたが)
8時間に及ぶドライブになると何度も右手でシフトチェンジして空振りしている自分が居た。「変わるのだ」と言い聞かせながら、自宅を目指しひた走った。
年末、HNを再び「シブネロ」に戻し、そしてこのブログを止めるつもりだ。皆様への御挨拶はそのときに。
2012.11.28 ▲