FC2ブログ
071711.jpg

<昨日の記事の続き>

今回の『chiaro』の入院はトランスミッションオーバーホールが主目的。
ミッションケース内外でオイル漏れが発生しており、その漏れたオイルがクラッチ板に付着していると予想される症状の改善を行うためのものである。
そのついでに、デフサイドシールをやり直し、インプットシャフトカバーやOリングなどの消耗部品、そしてクラッチ、クラッリレリースシリンダーなども全て交換してしまう。

また、弱ってしまっているショックアブソーバーをオークションで落札したMONROE(中古)製ショックアブソーバーに交換。(※本当はBILSTEINのショックアブソーバーとEIBACHのスプリングをオーダーしているのだが本国取り寄せに付き9月まで入荷待ち。それまで現状を辛抱し切れなかったのだ。)




そして、折角入院するのだから僕には是非ともやっておきたいことが二つあった。
その一つがヘッドライト内のクリーニング。納車時から薄く曇っており「いつかは…」と思い続けてきたことだ。

071701.jpg

到着後すぐにヘッドライトユニットを外して貰い、不必要なほど頑丈にシーリングされたコーキングをドライバーを使ってゆっくりとしかも丁寧に力づくでこじ開ける。なんともメンテナンス性の悪いパーツだこと…汗

071702.jpg

さて、まずはガラス部分をクリーナーで磨く。これは至って簡単。

071703.jpg

注意すべきは、反射板に施されているスパッタリングメッキ(おそらく)部分。決して不用意にクリーナーなどで磨いたり強く擦ってはいけない。このメッキ層そのものはアルミの金属層で、厚さ1/1000mm以下と非常に薄く剥がれ易いものなのだ。それに指で直接触ってそのままにしておくと、油脂分が付着してそれがメッキ層を酸化させ腐蝕してしまうことにも繋がる。ここは柔らかいファイバークロスで優しく丁寧に!

最も難儀なのはロービームのプロジェクターレンズ裏側のクリーニングだ。(そもそもそこが一番曇っている)
バルブを外して直径2cmほどの小さな開口部から内部に細いものを突っ込んで磨かねばならない訳だが、プロジェクターレンズ手前には反射板がありコイツがまた酷く邪魔である。ファイバークロスなどはボリュームがあり過ぎて開口部から奥に入らない。その上レンズ手前には反射板があるためクリーナーも使えない。そこで僕は割り箸を用い、先端部にゆとりをもたせながらキッチンペーパーを細く巻き付け輪ゴムで固く固定した道具を作ってそれをクルクルと回して根気よく磨くことにした。

071704.jpg

結果はスキッ!となかなかキレイになったのではないだろうか。(上画像:レンズが白く見えるのは裏側に当てているキッチンペーパーのせい)




ユニットの組み直し(コーキング)はショップにお任せしておくとして、さぁもうひとつの作業に取り掛かろう。
ホイール内側のクリーニングだ。

僕が最初からオーナーだったなら決してこんな風にさせなかったのだが、『chiaro』のホイールの内側は完璧ではない。納車以来これまで僕は“梅”の穴から怪我をするほど可能な限り手を突っ込んで洗ってきたが、取り外したバランスウェイトの両面テープ跡やこびり付いた強固なブレーキダストはそのくらいの手作業ではびくともしなかった。そしてそれらがチラチラ見えることが僕には許せなかった。
なので、ここぞとばかりに時間を掛けて洗い、磨きまくる!

071705.jpg

1本に付き30分以上は掛かっただろう。
それでも長年放置されていたのであろうブレーキダストはアルミ素材を腐食させており、小さな黒い斑点は取り除けなかった。



そうこうしているうちに、メカニックのT君はミッションを降ろす作業に入っていた。

フロントパイプ、メンバー、そしてドライブシャフトが外され―

071706.jpg

ミッションを降ろすとオイルの付着したクラッチが現れた。

071707.jpg

降ろされたミッション、内部は酷い汚れだ。

071708.jpg

分解されたミッションパーツたち。黒い…。

071709.jpg

ここから先は全てショップに委ね帰途についたのだが、心配なので今日一寸様子を見に行ってみるとミッションは既にオーバーホールを終え新しいシールも施されてその乾きを待っている状態であった。

071710.jpg

ミッションを組み上げ、脚周りを交換する作業は月曜日になるだそうだ。
あぁ早く帰って来~い!


2010.07.17 


Secret